シンガポールにおける永住権獲得の条件とは?

シンガポールにおける永住権獲得の条件とは?

シンガポールにおける永住権獲得の条件とは?

永住権とは自分の国籍のある国以外の国に、国籍を変更せずに外国人として生活を続けることができる権利のことです。HSBCが調査した海外移住ランキングで、シンガポールは1位を獲得しており、シンガポール永住権(Permanent Residence:PR)を求める外国人は多くいます。

 

永住権を取得するメリット

外国人はシンガポールに拠を置く企業で雇用されていない限り原則30日以上の滞在はできません。つまり退職や解雇などで職を失ったら、1ヶ月以内にシンガポールから退去しなければならないのです。しかし永住権を持っていれば住み続けることができるのです。
永住権を取得することで、家族も同時に永住権を取得できる※ほか、就労許可が必要ないというメリットがあります。国民とほぼ同等基準の福祉サービスも受けることができ。ICカードも発行されます。

 

※配偶者および20歳以下の子女に限る

 

永住権の申請条件

永住権は申請すれば誰でも取得できるというのでは勿論なく、シンガポール経済に貢献できそうか否かが重要になります。学歴や収入、実務経験、年齢などが考慮され、永住権を申請するための条件は以下のいずれかとされています

 

・シンガポール人もしくはシンガポールPR保持者の配偶者

・シンガポール人もしくはPR保持者の21歳以下の子ども
・シンガポール人の高齢の両親
・就労ビザ(EP又はS Pass)保持者
・シンガポールで就学中の学生
・外国人投資家

 

その他

・永住権は5年ごとに更新が必要
・永住権持ちの外国人には選挙権はない

 

兵役

男性の永住権所持者には国民と同様に兵役が課せられるようになります。兵役は拒否できず、拒否すればシンガポールに居住する権利をします。

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