シンガポールの地理歴史|SINGAPORE MEDIA

シンガポールの地理歴史総合|SINGAPORE MEDIA

SINGAPORE SOCIALについて

シンガポールの総合情報サイトSINGAPORE SOCIALへようこそ!当サイトではシンガポールに関する地理・歴史・文化・政治など幅広い情報をまとめています。より多くの人に、シンガポールの知られざる魅力を知っていただけるよう、日々知識をアップデートし、サイトコンテンツの充実に反映していく所存です。

 

シンガポールは国?それとも都市?

シンガポールは国なの?それともどこかの国の都市なの?どういうよくわからないという人も多いです。しかしシンガポール(正式名称シンガポール共和国)は、マレー半島南端のシンガポール島と周辺の島々を国土とする、れっきとした独立国家。国土面積は683平方キロメートルと、日本の東京23区や淡路島と同じくらいの小さな島国ですが、優れた統治機構(政府・法・軍など)と世界トップクラスの経済力を備え、政治的・経済的に自立しています。

 

シンガポールには首都がない?

現代の国家というのは通常、メインとなる首都と複数の都市を包括する「領域国家」ですが、シンガポールはたった1つの都市から構成される「都市国家」です。都市そのものが国なので、地方自治体も、「首都」という概念もありません。

 

現代においてこのような性格の国は、シンガポールの他に西ヨーロッパのモナコくらいしかありませんが、古代ギリシャのアテネ・スパルタ、中世イタリアのベネチア共和国、ジェノヴァ共和国などのように、古くは一般的な国家の在り方でした。

 

大抵、都市国家というものは、国力をつけ周囲の都市を吸収し領域国家となるか、衰退し近隣の大国に滅ぼされるか併合されていったので、都市国家のまま存続・繁栄するシンガポールのような国家は希有です。

 

12世紀にスマトラ島の王族の1人が、古くはトゥマシクと呼ばれていたこの地にシンガ・プラ(“獅子の町”の意)を建設したのがシンガポールの始まりといわれています。19世紀にイギリス東インド会社の支配下に入り、アジアにおける中継貿易地となってから急速に発展・都市化。その後イギリス支配、マレーシア支配を経て、1965年に独立。以後目覚ましい経済発展を遂げ、現在では1人当たりGDPで常にトップ10に入るクラスの経済国となりました。

シンガポールの正式名称と名前の由来

トップへ戻る