資源が少なく、国土も狭い。失業率10%を超えるスラム街のようだった町が、わずか数十年で高度に近代化された世界的経済国に成長しました。今のシンガポールには年収1億円を超えるような富豪がゴロゴロいます。独立直後は国内企業を育てるという目的で外資企業を排除していましたが、国内市場の狭さから経営が行き詰まり、外資系企業を誘致する方針に切り替えました。外資系企業に優遇措置をつけてでも、経済発展を最優先し、世...
よくある質問【シンガポール雑学】記事一覧
「埋め立て」とは、海底に土砂を積み上げていき、土地として利用できる新しい陸地を作ることをいいます。東京23区や琵琶湖ほどの大きさしかないシンガポールは、独立以降、埋め立てにより利用できる土地を増やしてきました。1960年代約580平方キロメートルだった国土面積が、2020年現在は22パーセント増の約720平方キロメートルにまで拡大しています。2030年にまでにさらに56平方キロメートル拡大する計画...
シンガポールは外国人労働者が多い国です。これはシンガポールという国の設立経緯に大きく関係しています。独立当初のシンガポールは、資源も国土もない国が生き残るために、とにかく人材に投資することに力を入れました。経済成長に貢献する人材を国を問わず世界中から積極的に確保し、IT、医学、製造、建設、サービスなど充実させていきました。それにより順調な発展を遂げ、アジア有数の経済国へと成長を遂げたのです。移民の...
シンガポール（英：Singapore）という国名は、シンハ・プラ（獅子の町）というサンスクリット語の古い地名に由来しています。現在の呼称は19世紀にイギリスに植民地化された際、これが英語風に転訛したものです。シンハ（si?ha）はライオン、プラ（Pura）は町を意味し、直訳すると「ライオン・シティ（Lion City）」になります。12世紀にスマトラ島の王子が、狩りをしていると、この島にライオンが...
健康寿命とは、健康的かつ活動的に暮らせる期間のことです。ようは現役でいられる期間のことです。実はシンガポールはその健康寿命が世界一の国です。平均寿命では世界一の日本も、健康寿命ではシンガポールに抜かれています。理由環境まずシンガポールが経済的に充実していることが大きいでしょう。衛生環境が良好で、生活水準が高いため、病気になる確率が低いというのがあります。年中カラッと温和な気候にあり、気軽に外に運動...
独立後、資源も使える国土もないシンガポールが、生き残るために力を入れたのは人材への投資でした。民族や宗教、性別に関わらず能力のある者にチャンスを与えたこともあり、女性の就労率は高く、管理職に就くのは普通になっています。国も育児休暇、介護休暇の取得を認め、政府が父親への子育てへの参加を促すなど、働く女性を支援するための様々な政策を取り入れています。そのかいあってシンガポールにおける共働き世帯の比率は...
外国、とくに東南アジアの水道水は不衛生でお腹を壊すという怖いイメージを持っている人も少なくないでしょう。実際水道水はどこの国でも安全に飲めるというわけではありません。日本感覚で口にしてしまった下痢になってしまったという体験談も多いですね。しかし結論からいえばシンガポールの水道水は、しっかりと浄水処理がなされたものなので、飲んでも問題ありません。WHOの基準を満たし、安全性も保障されています。軟水な...