シンガポールの国鳥〜キゴシタイヨウチョウの生態〜
シンガポールの国鳥はキゴシタイヨウチョウと呼ばれるスズメ目タイヨウチョウ科の一種です。体長11〜14pほどの小さな鳥で、細長く湾曲したクチバシが特徴的です。かすかに腰のあたりが黄色がかっていることから、”キゴシ”タイヨウチョウという和名が付けられました。
キゴシタイヨウチョウの分布
インド、ネパール、バングラデシュ、ミャンマー、インドネシア、マレーシアなど東南アジアの熱帯地域一帯に広く生息し、シンガポールでは、主にシンガポール植物園、シンガポール動物園などで観察することができます。
キゴシタイヨウチョウの生態
性的二形で、オスは背中から胸元にかけて鮮やかな赤色をしています。メスはオリーブグリーンの背中、黄色がかった胸など地味な色をしています。
細く湾曲した唇を花の中に入れ、管状の舌で蜜を器用に吸います。またハチドリのようにホバリングしながら蜜を吸うこともできます。