シンガポールのインフラ

シンガポールの交通機関

シンガポールは東京23区の1割増し程度の大きさなので、国内の移動は非常に楽です。大抵の場所には地下鉄で行けてしまい、バス、タクシーなど公共交通機関も発達しているので、車がないと困らないということはまずないでしょう。さらにマイカー保有に制限がある他、自動車税が高額なので、この国の自動車の往来は少ないです。

 

MRT

シンガポールではMRT(Mass Rapid Transit:大量高速輸送機関)と呼ばれる地下鉄が運行しており、現地人だけでなく、大半の観光スポットは駅のすぐそばにあるので、観光客にとっても最も簡単かつ重要な移動手段となります。現在、市街地には140以上の駅が存在。5路線が開業されており、新路線も建設中です。シンガポール・ツーリスト・パス(STP)を購入すれば乗り放題です。

 

LRT

郊外の住宅街を走るモノレールも運行

 

バス

バスは最寄り駅から離れた場所に行くのに便利で、MRTより広く細かい所までカバーしています。「SBS Transit」と「SMRT社」が運営。
降車の案内などがないので、比較的旅慣れた人向けですが、乗りこなせば非常に使い勝手がいいでしょう。車窓からの景色を楽しめる2階建車両も多く走っています。
運賃はMRTも同程度(1ドル以下から)で、プリペイドカードもしくはシンガポール・ツーリスト・パス(STP)で乗車可能です。

 

タクシー

タクシーはMRTやバスで行きにくい場所に行くのに便利です。道路脇で手を挙げれば捕まえることができます。鉄道、バスと比べたら割高ですが、それでも数百円程度と日本のタクシー料金の三分の一という優しさです。料金は移動距離に応じたメーター制で、細かい値段は利用時間帯・場所・タクシー会社によります。

 

自転車

シンガポールは狭いので自転車移動でも大抵の場所には行けてしまいます。イーストコート沿いの店舗でパスポートなど身分証明を提示することでレンタル可能です。市街には各スポットを結ぶサイクリング道路が整備されています。

シンガポールの交通機関記事一覧

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