シンガポールの経済産業
マレーシアから独立したシンガポールは、世界中から優秀な人材を呼び込む方針で、20世紀末からの急激な経済成長を始めました。IT、金融、海運、小売・流通、外食、航空などなど、様々な産業を強みにするオールラウンダーな国になりました。
貿易業
マレー半島の先端に位置するシンガポールは、東南アジア交通の要所。19世紀にイギリスの植民地に入ってからというもの、自由港として中継貿易で発展してきました
工業
戦後は周辺国の経済的自立で中継貿易が下火になったため、外資導入を背景に工業化政策を推し進め、アジア屈指の工業国へと転換しました。
製造業(エレクトロニクス・化学・バイオ医学・輸送機械・精密機械)
天然資源に乏しい国なので、自国で製造した製品を海外に輸出する第二次産業が中心です
観光業
観光業がさかんなガーデン・シティです。政府主導で振興に力を入れています。セントーサ島の「ユニバーサル・スタジオ・シンガポール」、「リゾート・ワールド・セントーサ」、ナイトサファリ、シンガポール動物園、国立公園ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ、水族館シー・アクアリウム、統合型巨大リゾートマリーナベイ・サンズなどなど、建国以来積極的に観光資源開発を推進してきました。