シンガポールとインドネシアの関係
シンガポールとインドネシアはシンガポール海峡を隔て、隣り合っており、古くから密接な関係にあります
経済関係
インドネシアは、輸出入ともに活発な、シンガポールにとって第五の貿易相手国です。またシンガポールは対インドネシア投資の最大の投資国でもあります。またインドネシアはデジタル経済を強化するために、インターネット分野に強いデジタル・ハブとしてのシンガポールを頼っています。
環境問題
インドネシアのスマトラ島の焼き畑農業や森林火災の煙がシンガポールに流れ込み、「ヘイズ(haze)」と呼ばれる煙霧が発生することがあります。とくにインドネシアの乾期(8~11月)は煙害が悪化し、健康被害が懸念されるなど、社会問題になっています。肺が弱い子供には深刻な健康被害が出ることもあり、学校が休校されることも。
歴史問題
歴史問題をめぐる軋轢はしばしば起こります。近年ではインドネシアが新しい艦船に、シンガポールで爆弾テロを起こしたインドネシア国軍兵士の名前をつけ、シンガポール政府は不快感を表明し、近日予定されていたインドネシア軍幹部のシンガポール訪問を拒否しています