シンガポールの宗教事情A〜イスラム教編〜

シンガポールの宗教事情A〜イスラム教編〜

シンガポールの宗教事情A〜イスラム教編〜

イスラム教は、シンガポールにおいて仏教、キリスト教に次いで信仰されている宗教です。シンガポール国民の約15パーセントにあたる、中国系に次ぐ国内第二の民族集団であるマレー系住民により信仰されており、その多くはスンニ派です。シンガポールへはアラブ人移民により伝えられました。

 

実はシンガポールの国旗の三日月は、イスラムのシンボルとして多用されるもの。この国は多民族・多宗教国家として、民族融和を掲げてスタートしたため、イスラム教徒にも配慮したデザインにされたといわれています。

 

イスラム教コミュニティ

ブギス&アラブストリートはシンガポールにおけるイスラム文化の中心地です。中東風の建築物が立ち並び、ヒジャブをかぶった女性、コーランなど、イスラム世界を満喫できます。

 

国内のモスク

全国各地にモスク(寺院)が存在します。有名なモスクにはサルタン・モスク、マスジット・オマール・カンポン・マラッカ、マスジット・マラバーなどが挙げられます。
礼拝堂を訪れる際には、あまり派手な服装はNG。肩や膝を隠す。写真撮影がNGなところも多いので、撮影するつもりなら事前に問題ないか確認しておきましょう。サルタン・モスクのように異教徒は立ち入り禁止の寺院もあります。

 

・サルタン・モスク

シンガポールにある最大のモスクです。1824年から1826年にかけて建設されました。黄金のドームが印象的です。アラブストリートの中心地にあります。イギリス植民地時代、東インド会社の寄付金をもとに建設され。

 

マスジット・オマール・カンポン・マラッカ

1820年に建てられた最古のモスクです。シンガポールの中央ビジネス地区に。シンガポール式モスクともいわれ、モスクの象徴たるミナレットがありません。

 

マスジット・マラバー

シンガポールにいる、イスラム教徒をはじめとする、あらゆる宗教信仰者から寄付を受けて建設されました。美しい青いタイルが印象的です。交通量の多いビクトリア・ストリートにあります。

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