シンガポールに移民が多いのはなぜ?

シンガポールに移民が多いのはなぜ?

シンガポールに移民が多いのはなぜ?

シンガポールは外国人労働者が多い国です。これはシンガポールという国の設立経緯に大きく関係しています。独立当初のシンガポールは、資源も国土もない国が生き残るために、とにかく人材に投資することに力を入れました。経済成長に貢献する人材を国を問わず世界中から積極的に確保し、IT、医学、製造、建設、サービスなど充実させていきました。それにより順調な発展を遂げ、アジア有数の経済国へと成長を遂げたのです。

 

移民の歴史

しかし独立以前からシンガポールへの移民流入は始まっていました。19世紀に入りイギリスに植民地化されたことで、シンガポールが貿易都市として本格的に繁栄してからです。港湾関係の仕事を求め、中国、インドネシア、インドなどから多くの労働者が渡来しました。またイギリスを始めヨーロッパからも貿易商、行政官吏として多くの移民が集まってきました。

 

シンガポールの近代化を進めたのは、東インド会社のラッフルズ郷です。彼はアジア系移民に対し、民族ごとに居住地を割り当てるという棲み分け政策を実行。同じ中国人でも出身地で居住地を分けました。同郷コミュニティを作り、民族間の衝突を防止し、支配を安定させたのです。

 

中国系移民

シンガポールの民族構成は中国系・マレー系・インド系が7:2:1。見て分かるとおりー最大の民族グループは、中世よりこの地に住む民族であるマレー系住民ではなく、人口の四分の三を占めている中国系住民です。彼らは、19世紀半ばに福建省や広東省などの中国南部からやってきた移民の子孫です。自国の厳しい環境から逃れ、働き口を得る為に渡来してきました。

 

マレー系移民

2番目に多い民族グループのマレー系住民は、インドネシアのジャワ島やバウェアン島、マレー半島由来の者が多く、中国系移民の流入が始まるまでは最も多い民族グループでした。

 

インド系移民

3番目に多い民族グループであるインド系住民は、南インドのタミル語圏からやってきた人々の子孫です。

 

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